泉房穂 明石市長の「パワハラ辞職」から、市川市「パワハラ茶番劇」を考えてみた

泉房穂 明石市長は、2017年6月に市職員に暴言を吐いていたことが明らかになり、翌年の2月2日に辞職しました。その後、選挙で再び市長に選ばれています。

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明石市長と職員とのやり取りから、暴言だけを抜き出して報道されてしまったとのこと。
まあ、そのほうがおもしろくなるから、メディアはそうしますよね。
ただ、「言葉尻だけを切り取って伝えると、報道としての公平さを欠く」という考えから暴言の全文を公開したのも、神戸新聞というメディアだったわけですから、メディアだけを責めるのも違うかと。

この明石市パワハラ辞職」でもわかるように、発言の経緯や背景となる状況などを丹念に追っていかなければ、本当にパワハラかどうかを判断するのは難しいと思うのです。

自分が過去にパワハラを受けていたときも、その真っただ中だと直属の上司と自分だけの関係性で捉えていたのですが、辞職して振り返ると、「あれは組織的な問題だったな」と見え方が異なりました。難しいんですよ。

 

それで最悪だとつくづく思うのが、政治家同士の主導権争いに利用された市川市パワハラ茶番劇」。
対象となる議員を1人に絞ってパワハラ調査を行うというのも、はっきり言ってクソ。

こんな騒ぎになった結果として、本当にパワハラを受けている職員が、声を上げにくい状況になっていると考えられます。

市川市パワハラ茶番劇」に関連した新市長のツイートには、さまざまなコメントが寄せられていました。

 

ちょっと共感したのは、このコメント。

 

さらに、これ。

「書けって言われたら書くって、この職員はおかしいだろう!」という声も多々ありました。確かに、証拠も確保していないのに、一方的にパワハラを訴えた職員の責任は大きいものです。それに、もう大人なんだし、誰かに言われたことをそのままやるというのも、ちょっと……

ただ、市川市パワハラ茶番劇」は組織的な問題で、当該職員だけに責任を負わせるのは違うのではないかと。

また、第三者から見たらパワハラを受けているのに、「これは私が至らないからだ」と自分を責めてしまって、病んでいる職員がいる可能性も存在するでしょう。パワハラ被害を自覚できない、ブラックな状況。
そのため、パワハラについては、きめ細やかな調査が必要だと思うわけです。いじめ問題と同じ。

 

 

あまりにも杜撰なやり方、しかもターゲットは議員一人だけという、アホアホな市川市パワハラ茶番劇」。
もちろん、市民の信用を失う大問題ではありますが、市役所に苦情の電話やメールを出したところで解決には至らないでしょう。
組織的な問題なので。

となると、どんな人を市長に、そして市議会議員に選ぶのかが大事なわけです。
議員は市民の代表として、市政の課題を解決するのが仕事。パワハラ三昧の市役所は、古い体質の不健全で非効率な組織なわけで、それを是正するのは議員の役目でしょう。
もちろん、最大の責任は、管理者である市長。

 

明石市については、「明石市ハラスメント防止委員会」が設置されました。

 

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結局、今回も選挙が大事という話題で落ち着きました。
繰り返しますが、苦情の電話やメールを市役所に出したところで、何の解決もしないでしょう。